馬場状態など

 札幌はともかく、現在の阪神、福島は外伸び馬場。通常、内差しの馬といえば、穴の定石だが、現在の馬場では難しそうだ。

 函館SSでは3歳馬のグランプリエンゼルが優勝。CBC賞でエイシンタイガーが2着していることから見ても、今年の3歳馬はレベルが高そう。秋の古馬混合重賞、OP特別が楽しみだ。

 少し前の話題だが、アグネスタキオンが死亡。私にとっては、この馬が活躍していた時期は、ちょうど競馬を離れていた時期なので、比較的、感慨は少ない。あとで映像を見ると、抜け出してくる時の豪快なストライドが印象的な馬だった。勝ちっぷりから言っても、近年では、ディープインパクトと双璧といえる。種牡馬としても大成功、父サンデーサイレンスの最有力後継馬だっただけに、突然の訃報に残念というほかない。その血は、ディープスカイらによって受け継がれることだろう。短い生涯ではあったが、サラブレッドとしての使命は十分以上に果たしたといえるだろう。

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宝塚記念前日オッズ

 宝塚記念前日オッズ

1番人気ディープスカイ 1.6倍
2番人気サクラメガワンダー 7.5倍
3番人気ドリームジャーニー 8.1倍
4番人気アルナスライン 12.2倍
5番人気マイネルキッツ 14.7倍
6番人気スクリーンヒーロー 16.9倍
7番人気カンパニー 26.9倍
8番人気モンテクリスエス 39.2倍
9番人気インティライミ 40.6倍
10番人気アドマイヤフジ 41.2倍
11番人気スマートギア 42.2倍
12番人気コスモバルク 104.2倍
13番人気エリモエクスパイア 141.5倍
14番人気ヒラボクロイヤル 166.5倍

 宝塚記念予想オッズ

 1番人気ディープスカイ2.0倍 支持率40%
 2番人気ドリームジャーニー5.0倍 支持率16%
 3番人気アルナスライン8.0倍 支持率10%
 4番人気スクリーンヒーロー11.0倍 支持率7.3%
 5番人気サクラメガワンダー15.0倍 支持率5.3%
 6番人気インティライミ16.0倍 支持率5%
 7番人気マイネルキッツ22.0倍 支持率3.6%
 8番人気カンパニー25.0倍 支持率3.2%
 9番人気アドマイヤフジ28倍 支持率2.9%
 10番人気スマートギア37倍 支持率2.2%
 11番人気モンテクリスエス45倍 支持率1.8%
 12番人気エリモエクスパイア55倍 支持率1.5%
 13番人気コスモバルク67倍 支持率1.2%

 ヒラボクロイヤルが出走するとは思っていませんでしたが、下位人気ですのでほとんど影響はありません。

 ディープスカイはやや人気しすぎで、サクラメガワンダーはかなり人気過剰感があります。15倍程度と予想したのですが、前日オッズでは7.5倍。倍以上の開きがありました。その他は、どちらかというと、予想オッズを上回るものが多く、予想は人気サイドに甘く、下位人気に厳しいものだったのが分かります。

 マイネルキッツは、予想よりも前日オッズが安く出ていますが、これは枠順決定前の予想でしたので、1枠1番が確定した現在では、まずまず妥当かもしれません。

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宝塚記念人気予想

 宝塚記念の人気予想

 1番人気ディープスカイ2.0倍 支持率40%
 2番人気ドリームジャーニー5.0倍 支持率16%
 3番人気アルナスライン8.0倍 支持率10%
 4番人気スクリーンヒーロー11.0倍 支持率7.3%
 5番人気サクラメガワンダー15.0倍 支持率5.3%
 6番人気インティライミ16.0倍 支持率5%
 7番人気マイネルキッツ22.0倍 支持率3.6%
 8番人気カンパニー25.0倍 支持率3.2%
 9番人気アドマイヤフジ28倍 支持率2.9%
 10番人気スマートギア37倍 支持率2.2%
 11番人気モンテクリスエス45倍 支持率1.8%
 12番人気エリモエクスパイア55倍 支持率1.5%
 13番人気コスモバルク67倍 支持率1.2%
 
 オッズ×支持率=80
 支持率合計約100.0%
 
 ウオッカ回避
 ヒラボクロイヤル、エイシンラージヒル前週の福島テレビOPに出走

 宝塚記念の出走予定馬のオッズを予想してみました。だいたい、これくらいだろうということで、小数点以下までは予想しませんでした。

 当たるも八卦当たらぬも八卦です。

 予想にはそれなりに自信を持っていますが、当たらなくても、一切、責任は負いません(笑)。

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ウオッカの回避など

 6月21日雑感

 新馬戦が開幕。JRAはいつまで、メイデビューと言い続けるのだろう。競馬ファンに親しまれているとは思えないし、とっとと止めたら良いのに。メクデビューキャンペーンで、どれだけ新馬戦の売り上げが上がったのか、是非、検証してもらいたい。というか、企業としては、すべきだろう。逆に、皮肉を込めて、あえて、メイクデビューと言い続けてやろうかとも思う。

 ウオッカが、宝塚記念を回避。人気を集めてくれると期待していただけに残念。しかし、陣営としては妥当な判断だと思う。週間天気予報を見ても、来週まで雨が降り続くようだし、ウオッカ自身、東京コースに良績が偏っている馬。ここをパスして、秋、東京のビッグレースに備えるというのは賢明だと思う。ここ2戦で桁外れのパフォーマンスを見せただけに、なにもこんなところで味噌を付ける必要もない。強い、強いウオッカの伝説を残して引退、それでいいだろう、と思う。ただ、秋の東京のビッグレースといっても、ウオッカは本質的にマイラーだと思う。秋の天皇賞でダイワスカーレットに競り勝ったといっても、カンパニー、エアシェイディあたりとの差も僅か、1800mの毎日王冠ですらスーパーホーネットに負けている。2400mのJCに至っては、何をかいわんやである。昨年の安田記念も圧勝だったのだ。今年に入ってウオッカがさらにパワーアップしたという証拠はない。成績のバラつきは単に適性だと考えるのが自然だろう。現時点でも、秋の天皇賞、JCに出走することは既定路線らしいが、得意の東京といえども断然とは言い難い。しかし、万が一、マイルCSなら、当然、本命にしなければならないと思う。

 テレビでは、阪神の芝レースを2つ見たが、どちらも逃げ切り勝ちだった。この分だと、来週の宝塚記念でも傾向は変わるまい。ただ、宝塚記念の出走予定馬には明確な逃げ馬がおらず、ましてGⅠでもある。単純な前残りにはならないだろうとは思う。
 

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宝塚記念1週前展望

 宝塚記念出走予定馬前走評価順(前走ダート、障害戦除く)

 1位マイネルキッツ 天皇賞(春)1着
 1位ウオッカ 安田記念1着
 1位アルナスライン 天皇賞春2着
 4位ディープスカイ 安田記念2着
 5位ドリームジャーニー 天皇賞春3着
 5位カンパニー 安田記念4着
 7位アドマイヤフジ 新潟記念4着
 8位サクラメガワンダー 金鯱賞1着
 9位スマートギア 金鯱賞5着
 10位インティライミ 金鯱賞6着
 11位エリモエクスパイア エプソムC7着
 12位ヒラボクロイヤル 福島民放杯6着
 13位モンテクリスエス 天皇賞(春)12着
 14位スクリーンヒーロー 天皇賞(春)14着
 15位コスモバルク 天皇賞(春)16着

 目黒記念圧勝のミヤビランベリの登録がないのはなんとも残念です。

 春の天皇賞上位組と安田記念組が拮抗。

 マイネルキッツは前走、前々走ともに追い込み馬ながら内を突いての好走。さらに、初の2500m、3200mと距離を延長しての好走でもあり、ここに来ての距離短縮はプラスとは言えません。

 アルナスラインも実績は2400m以上に多く、昨年の宝塚記念の惨敗、今年のAJCCの惨敗と、2200mは必ずしも良くありません。どちらかというと使い減りするタイプのように見え、日経賞以来3戦目、ローテーション的にもどうかという気がします。

 ウオッカは、本質的にはマイラー。ヴィクトリアマイルは圧勝、安田記念も前が詰まらなければ圧勝だったでしょう。マイルなら超一流馬ですが、中距離戦ではただの一流馬。コース実績も東京、阪神外回りなど、直線の長いコースに偏っており、阪神内回りのここは必ずしもベストの舞台ではありません。

 ディープスカイは、思った以上に器用な馬で、特にマイナスの要素はありません。

 ドリームジャーニーは、距離が長いと思われた春の天皇賞で3着。距離短縮は間違いなくプラスのはず。

 カンパニーはやや距離が長そう。

 アドマイヤフジとサクラメガワンダーはGⅠの常連で、大崩れのないタイプ。今回も勝つかどうかはともかく、それなりの着順に来れそうです。

 スマートギアは、金鯱賞はスローペースを追い込む競馬。展開さえ向けばいいところがあるかもしれません。

 インティライミは、金鯱賞が長期休養明け。レース間隔が短い方が仕上げやすい、とは佐々木調教師の弁。ここは宝塚記念に狙いを絞ったローテーションでしょう。

 モンテクリスエスは取捨が難しい。人気薄なら穴馬の資格はありそうに思います。

 スクリーンヒーローは、春の天皇賞が惨敗。さすがに巻き返してきそうには思いますが、東京コースに良績が集中している馬で、過度の期待は禁物かも。

 コスモバルクは、さすがにもうピークを過ぎており、どうにもならないでしょう。

 現時点でウオッカの出否は未定ですが、出てきても買わない予定です。
 

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どうでもいい話

 以下、どうでもいい話を書く。

 自分がガキころ、テレビやなんかで活躍していた人というのは、ずいぶん大人に見えたものだ。それが、自分が成人して、30を超えるころになって、ガキのころに見た芸能人やスポーツ選手がまだ第一線で活躍しているのを見ると不思議な感覚を覚えることがある。ふとしたことで、彼らの年齢を知って驚く、なんだこの人はこんなに年が近かったのか、自分とそんなに変わらなかった、大きな隔たりを感じていた彼らが急に身近に感じられる。

 最近の経験では、須田鷹雄さんがそうだ。

 競馬評論家、POG本の通称「赤本」で有名だが、私が、最初に彼を知ったのは、高校生のころ、光栄が出していた書籍「競馬SLG種牡馬辞典」というシリーズでのことだ。タマモクロス、オグリキャップが活躍した時代の名脇役として名を馳せたスダホークに対する感傷的な記事と、それに続くメジロマックイーン、メジロライアンの時代に同じような立ち位置であったホワイトストーンのファンに対する辛辣な記事が印象に残っている。
 
 ちなみに、須田鷹雄さんのペンネームの由来はスダホークであろう。

 その須田さんは1970年生まれであると知った。私と一回りも違わなかった。私が光栄の「種牡馬辞典」を読んだのは高校生のころだから、彼はその当時20代だったのだ。今の私よりも若かった。早くもライターとして活躍されていたのである。

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安田記念スーパーホーネットの買い条件

 安田記念で有力視されると思われるスーパーホーネットの買い条件をまとめました。

 通算成績25戦10勝2着3回3着1回着外11回(海外除く)
 勝率40%
 連対率52%
 複勝率56%

 マイル戦の成績12戦3勝2着3回3着1回(海外除く)
 勝率25%
 連対率50%
 複勝率58%
 
 東京競馬場の成績7戦3勝2着なし3着なし
 勝率43%
 連対率43%
 複勝率43%

 思ったほどマイル戦の成績は良くありませんね。というか、25戦の内12戦しか、マイルを使っていないというのも意外。初めてマイル戦に勝ったのは4歳時の都大路S(OP)で、これも意外です。連対率、複勝率は優秀ですが、イメージほど勝ちきれていません。

 東京競馬場では勝つか、着外という成績。 東京マイルを使った2戦はどちらも安田記念で、11着、8着という成績。11着だった一昨年は人気薄でしたから、まだ力がつききっていなかったという言い訳もできますが、昨年は1番人気での惨敗でした。

 渋った馬場での成績は5戦3勝2着なし3着1回。重馬場での都大路S1着がありますので、あまり心配する必要はないでしょう。

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安田記念ディープスカイの買い条件

 安田記念で有力視されることが確実なディープスカイの買い条件をまとめました。

 通算成績15戦5勝2着6回3着2回着外2回
 勝率33%
 連対率73%
 複勝率87%

 マイル戦の成績4戦1勝2着2回3着1回着外なし
 勝率25%
 連対率75%
 複勝率100%

 東京競馬場の成績6戦2勝2着3回3着1回着外なし
 勝率33%
 連対率67%
 複勝率100%

 マイル戦、東京コースが苦手ということはなさそう。1年ぶりのマイル戦が気になるといえば気になります。勝ち上がりに6戦を要したことで、多少、成績が悪くなっていますが、重賞以上では勝率50%、複勝を外したことがないという安定した成績です。

 渋った馬場は、未勝利戦でやや重で大敗を喫したことがありますが、やや重のNHKマイルCでは1着。それほど心配は要らないでしょう。

 前走でドリームジャーニーにクビ差負けていますが、私の能力評価値は過去最高をマークしており、調子が悪いということもなさそうです。
 

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安田記念ウオッカの買い条件

 安田記念で有力視されることが確実なウオッカの買い条件をまとめました。

 通算成績18戦8勝2着4回3着2回着外4回(海外除く)
 勝率44%
 連対率67%
 複勝率78%
 
 これに対し、マイルの成績8戦6勝2着2回着外なし
 勝率75%
 連体率100%
 複勝率100%

 東京競馬場の成績8戦4勝2着2回3着1回着外1回
 勝率50%
 連対率75%
 複勝率88%
 
 わざわざデータを持ってきて説明するまでもなく、ウオッカは東京マイルを得意としています。
 どちらかというと、東京コースというよりはマイル戦が得意なのだろうと思います。

 特に東京マイルで先行した昨年の安田記念、今年のヴィクトリアマイルは超抜です。今年は比較的先行馬の少ない組み合わせになりそうなので、ほぼ確実に先行すると思われ、展開面でも優位は揺るぎません。

 渋った馬場は、やや重が8着、11着という成績なので、少しでも渋った馬場になれば軽視したいところ。

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東京優駿(ダービー)自分の予想を振り返る。

 いよいよ競馬の祭典ダービー(東京優駿)ですね。

 そこで、今回は、どうでもいいと思いますが、このブログを始めた06年から3年間のダービーの予想と結果を振り返りたいと思います。

 06年

 アドマイヤメイン本命を自信たっぷりに表明。相手はロジック、アペリティフ、ナイアガラ、ドリームパスポート、エイシンテンリュー。買い目は、アドマイヤメインの単勝と、相手5頭への馬連流し。結果、アドマイヤメインは2着。1着メイショウサムソンだが、なぜか買い目には入っていない。この当時は穴党を標榜していたので、1番人気のサムソンは入れなかったのだと思う。ロジック、アペリティフ、ドリームパスポートもそれなりに健闘はしていた。当然馬券はハズレ。

 07年

 本命はナムラマースを指名。相手にフサイチホウオー、ヴィクトリー、サンツェッペリン、アサクサキングス。勝ったのは牝馬のウオッカで、ナムラマースは8着、フサイチホウオー7着、ヴィクトリー9着、サンツェッペリン4着、アサクサキングス2着。2着のアサクスキングスは大穴だっただけに、こちらから買えていればと悔やみはしたが・・・。この時は、ウオッカはマイラーと見て切った訳だが、その見解は今日でも基本的に変わっていない。

 08年

 本命はクリスタルウイング。以下、アドマイヤコマンド、ベンチャーナイン、モンテクリスエス。勝ち馬はディープスカイで、クリスタルウイングは6着、アドマイヤコマンド7着、ベンチャーナイン9着、モンテクリスエス16着。ディープスカイ、は、NHKマイルCがイン突きで恵まれたと見て買わなかった。3着のブラックシェルもマイネルチャールズ相手に3戦3敗を重視し買わず。ディープスカイも叩き上げて頂点を制したが、急激な成長を信じることができなかった。2着のスマイルジャックは、ずっと注目してきた馬だったが、この大一番で外したのはミスだった。故障したクリスタルウイング、アドマイヤコマンドを除いた、ベンチャーナイン、モンテクリスエスは現在OPで活躍。何故か、将来性のある馬は買えていたことになる。

 こうしてみると、全然当たっていませんね。しかし、ブログを始める前の05年はディープインパクト-インティライミで本線での的中でした。まあ、本命サイドではありますけど。今考えると、ずいぶん、無理筋を買っているなあ、と思います。それで、外した3年間の共通項がひとつ。それはマイラーっぽい馬を外して買って、その馬が好走していること。

 06年の勝ち馬はメイショウサムソンで、この馬はマイラーではないですが、この時の見解ではダイワメジャー的な馬という考えでした。07年の勝ち馬ウオッカは、今でもマイルで強いですが、この時も距離不安と見て切りでした。そして、08年のディープスカイはNHKマイルCを勝っての参戦、2着スマイルジャックは現在、マイル戦線で活躍、3着ブラックシェルはNHKマイル2着。たまにいわれることでもありますが、この時期の東京2400mは、案外、マイラーが活躍できる舞台なのかもしれませんね。そうえいば、今年のオークスもマイル戦の桜花賞の1~3着がそのままという結果でした。

 それで、今年の馬でマイラーっぽい馬と言えば、

 フィフスペトル、ナカヤマフェスタ、ブレイクランアウト、ジョーカプチーノ、アントニオバローズ、セイウンワンダー、シェーンヴァルト、アイアンルックあたりでしょうか。マイルで勝鞍のあるリーチザクラウン、好走歴のあるトップカミング、毎日杯2着のアプレザンレーヴも加えていいかもしれません。いや、結構、多いですね。

 実は、ダービーで買う予定の馬はほとんど決まっているのですが、この中で買う予定の馬はナカヤマフェスタとリーチザクラウン。どちらかと言えば、軽視したい馬が多いですね。切る予定の馬では、セウンワンダーが怖い。NHKマイルC勝ち馬のジョーカプチーノはさすがにスプリント寄りで、距離長いと見ますが、どうでしょう。

 予想は、後で載せます。

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安田記念出走予定馬の前走評価

 安田記念出走予定馬前走評価順

 1位ウオッカ ヴィクトリアマイル1着
 2位ローレルゲレイロ 高松宮記念1着
 2位ディープスカイ 大阪杯1着
 4位スーパーホーネット マイラーズC1着
 4位カンパニー マイラーズC4着
 6位アルマダ 安田記念2着(海外除く)
 7位マルカフェニックス 阪神C1着(ダート除く)
 8位スズカコーズウェイ 京王杯SC1着
 8位ライブコンサート 都大路S1着
 8位トウショウカレッジ 京王杯SC2着
 8位アブソリュート マイラーズC5着
 12位ファリダット 京王杯SC3着
 13位コンゴウリキシオー 都大路S4着
 13位オースミグラスワン 新潟大賞典10着(降着)
 15位スマイルジャック 京王杯SC7着
 16位ホッカイカンティ 谷川岳S1着
 16位ショウナンラノビア ヴィクトリアマイル3着
 18位リザーブカード 京王杯SC13着
 19位タマモサポート 都大路S8着

 前走評価ではウオッカが断トツ。2位評価のローレルゲレイロとはかなり差があります。

 4位評価のスーパーホーネットは2年連続大敗。今年はどうでしょう。

 巻き返しのありそうな馬では、前走は輸送で馬体減が響いたアブソリュート、不利を受けたスマイルジャックが面白そうです。
 

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ダービー出走予定馬の前走評価

 ダービー前走評価順

 1位アンライバルド 皐月賞1着
 2位トライアンフマーチ 皐月賞2着
 3位セイウンワンダー 皐月賞3着
 4位シェーンヴァルト 皐月賞4着
 4位ジョーカプチーノ NHKマイルC1着
 6位デルフォイ(除外対象) 京都新聞杯2着
 7位ケイアイライジン プリンシパルS1着
 7位アントニオバローズ プリンシパルS2着
 9位アプレザンレーヴ 青葉賞1着
 9位ナカヤマフェスタ 皐月賞8着
 11位マッハヴェロシティ 青葉賞2着
 11位フィフスペトル NHKマイルC5着
 13位トップカミング 青葉賞3着
 13位ゴールデンチケット 皐月賞11着(地方戦は除外、前々走)
 13位リーチザクラウン 皐月賞13着
 13位アイアンルック NHKマイルC8着
 13位ブレイクランアウト NHKマイルC9着
 18位ロジユニヴァース 皐月賞14着
 19位アーリーロブスト 皐月賞16着

 当然のことながら皐月賞上位組が優勢。しかしながら、アンライバルド意外の上位馬は展開に恵まれた観が強く、再現性ははなはだ疑問です。評価が難しいのがトライアンフマーチで、皐月賞こそ追い込みが嵌った競馬でしたが、その前の若葉Sではまったく違う競馬をしており、潜在能力の高さが窺えます。青葉賞組の評価は低く、プリシンパルSの方が僅かながら優勢です。

 4位評価のジョーカカプチーノはさすがに距離が長そうですが、どうでしょう。
 
 5位評価のデルフォイは、除外対象ですが、もし出られれば、面白い位置にいます。

 6位評価以下は混戦で差はありません。

 6位評価のケイアイライジンは、距離延長で上積みを見込みます。

 その他で、上積みを見込みたい馬は、ハイペースだった皐月賞で前で競馬をして惨敗した馬。皐月賞3強を形成した2頭は見限り早計でしょう。

 アンライバルドの1強には変わりありませんが、2番手以下は、結構、混戦だと思います。

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オークス出走予定馬評価

 オークス出走予定馬前走評価順

 1位ブエナビスタ 桜花賞1着
 2位レッドディザイヤ 桜花賞2着
 3位ジェルミナル 桜花賞3着
 4位デリキットピース 忘れな草賞1着
 5位ディアジーナ フローラS1着
 5位ブロードストリート スイートピーS1着
 7位サクラローズマリー スイートピーS2着
 8位ワイドサファイア フローラS2着
 8位ハシッテホシーノ フローラS3着
 8位ダイアナバローズ 500万下1着
 11位ダノンベルベール 桜花賞8着
 12位アイアムネオ(回避) フローラS4着
 13位フミノイマージン スイートピーS4着
 14位ラークキャロル フローラS9着
 15位ヴィーヴァヴォドカ 桜花賞12着
 15位ツーデイズノーチス 桜花賞13着
 17位マイティスルー フローラS12着
 18位イナズマアマリリス 桜花賞16着
 19位パドブレ スイートピーS14着

 当然のことながら桜花賞上位組が優勢。これに次ぐのが忘れな草賞1着のデリキットピース。スイートピーSの評価が高く、フローラS上位組に匹敵します。

 大きな上積みがありそうなのがディアジーナ。フローラSは外枠でしたので、この程度の評価にとどまりましたが、2走前のフラワーC2着を基準にすると2位タイになります。このフラワーCも外を回らされる不利があってのもので、実質的な評価ではブエナビスタを上回ると思われます。

 ディアジーナをフラワーCで負かしたのがヴィーヴァヴォドカ。桜花賞は、距離短縮+外伸びの馬場が災いして大敗しましたが、今回距離延長、どちらかといえば先行有利の馬場で、巻き返す余地は十分にあるといっていいでしょう。

 その他、巻き返しがありそうな馬は、ダノンベルベールとツーデイズノーチスの桜花賞で1枠だった2頭。桜花賞前の評価では、ダノンベルベールはジェルミナルを上回り、1位、2位と差のない3位、ツーデイズノーチスは2位タイの評価になります。

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NHKマイルC展望

 前走評価順

 1位ブレイクランアウト 共同通信杯1着
 2位サンカルロ NZT1着
 2位レッドスパーダ スプリングS2着
 2位ワンカラット 桜花賞4着
 5位グランプリエンゼル 橘S1着
 5位ラインブラッド マーガレットS1着
 7位アイアンルック 毎日杯1着
 7位タイガーストーン 橘S3着
 9位ティアップゴールド NZT2着
 9位ジョーカプチーノ NZT3着
 9位フィフスペトル 皐月賞7着
 12位ミッキーパンプキン 毎日杯4着
 12位マイネルエルフ NZT4着
 14位アントニオバローズ 皐月賞9着
 15位ゲットフルマークス ファルコンS14着
 16位ダイワプリベール NZT6着
 17位ツクバホクトオー NZT8着
 18位アドバンスヘイロー NZT10着

 一応、順位をつけてみましたが、1位評価のブレイクランアウト以外はほとんど差はありません。そのブレイクランアウトにしても、共同通信杯は内々を回って恵まれたという面もあり、さらに武豊騎手が最近乗れていないことを考え合わせると、とてもではないですが信頼は置けません。かなりの混戦と言っていいと思います。

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高松宮記念一週前展望

 高松宮記念1週前展望

 休み明けになるが、スリープレスナイトがやはり強いだろう。

 良馬場条件でキンシャサノキセキ、中京巧者のファイングレインあたりが逆転候補。

 ビービーガルダンは阪急杯は強かったが、基本的に前が厳しい高松宮記念は不向きな気がする。

 ローレルゲレイロは普通に有力だが、1着のイメージはない。

 穴っぽいところでは、内枠ならアーバニティ、トウショウカレッジ、コスモベルも面白い。

 ファリダットは人気になるかもしれないが、普通に力不足だろう。

 出走予定馬にやたらと逃げ、先行馬が多く、意外な紛れもあるかもしれないが、差し馬で面白そうな馬はあまりいない。

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次週のOP特別、重賞展望②


 3月21日(土)阪神10R芝1600m六甲S(OP)

 27頭が登録。しかし、出走すれば連闘になる馬が多く、それらの馬を除けば、出走メンバーは大体予測できる。

 人気になるのは、おそらく、フィールドベアーだろう。ファイナルS勝ち、阪急杯4着と、ここでは一枚格上の存在だが、ハンデ57.5キロはやや重い。

 ショウナンアルバは、人気になるかもしれないが、マイルCS以外のレースは正直物足りない。ハンデ55キロは特に軽くもなく、ここは苦戦か。

 トウショウシロッコは格上だが距離不足。

 マチカネオーラは、前走の評価だけなら1番だが、終始内を回る競馬で恵まれた印象もある。騎手が乗り代わって、かつ外側の枠を引けば再現は難しいだろう。

 穴馬は、ダブルティンパニー、レットバトラー、、ホッコーパドゥシャ、マイネルポライト、ライブコンサート。復調していればカネトシツヨシオーも面白い。

 中京11R芝1200mファルコンS

 40頭が登録。現時点で出走メンバーは全く読めない。新馬、未勝利を勝ったばかりの馬は検討していないので、ご了承されたい。

 出てくることを前提にジョーカプチーノからいきたい。人気はないかもしれないが、だからこそ面白い。

 その他の有力馬はデグラーティア、コリコパット、オメガユリシス、ノアウイニング、ラガーシーキング、エイシンフェアリーといったところ。

 人気になりそうなゲットフルマークスは、京王杯2歳S(1着)がスローの前残りを逃げ切ったレース。そう何度もスローに恵まれるとは限らないし、1400m専用という気もする。

 ツルマルジャパンはダリア賞(1着)以来、全く成長が感じられない。小倉2歳S3着はあるものの、その後の成績も冴えず、ここで人気になるようなら、むしろ有難い。

 阪神11R芝2000m若葉S(OP)

 新馬、未勝利を勝ったばかりの馬は検討していないので、ご了承されたい。

 スプリングSと両にらみだが、トップカミングが有力。以下、マナクーラ、ヤマニンウイスカー、レッドスパーダ、カノンコード、ベストメンバー。

 1勝馬を検討すれば、予想は大きく変わるかもしれない。

 中山11R芝1800mフラワーC

 新馬、未勝利を勝ったばかりの馬は検討していないので、ご了承されたい。

 こはディアジーナが有力。対抗できそうなのは、ワイドサフィアアくらいか。以下、シルクナデシコ、、ナリタシリカ、パドブレ、エストシャイン。いずれも、ヒモ候補。

 阪神11R芝3000m阪神大賞典

 人気は、オウケンブルースリ、アサクサキングス、スクリーンヒーローの三つ巴だろうか。これに続くのがモンテクリスエス。

 一番人気が異様に強いレースで、過去10年の1番人気馬の成績が(6.3.1.0)と、複勝率100%、連帯率90%。ほとんどパーフェクトな成績だ。

 今年の一番人気は、おそらくオウケンブルースリかスクリーンヒーローだろうが、オウケンは、かなり危ないと思っている。というのは、菊花賞こそ圧勝した同馬だが、JCでは、2キロ軽い斤量で古馬に完敗。昨年の3歳牡馬は、ごく少数の一流馬を除いて、もちろんオウケンブルースリもその一流馬の一頭なわけだが、他の馬はかなり低レベルだったと思う。菊花賞は確かに圧勝だったが、それは相手関係を考えれば当然と考えるべきで、JCでの不甲斐なさを見ると古馬の一流馬相手ではやや荷が重い。ましてや、ここは他馬より1キロ重い58キロ。凡走の可能性も視野に入れておくべきだろう。

 人気4頭に加えて穴っぽいところではエアジパング、復調なればトウカイトリックも圏内。大穴では、前走が休み明けにしては大きく負けなかったシルクフェイマスがちょっとだけ気になる。

 中山11R芝1800mスプリングS

 新馬、未勝利を勝ったばかりの馬は検討していないので、ご了承されたい。

 能力ではアンライバルド優勢。しかし、ここ2走のレースを見る限り、器用なタイプではなさそうで、中山向きには見えない。若葉Sなら本命にしたかったが、登録がない。

 他の有力馬は、セイクリッドバレー、イグゼキュティヴ、リクエストソング、フィフスペトルあたりか。サンカルロ、トップカミング、マイネルエルフにもチャンスはある。

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次週のOP特別、重賞展望

 3月14日(土)中山10R芝1600mアネモネS(OP)

 ミクロコスモスが登録しているが、日曜阪神のフィリーズレビューに出走するだろう。

 人気はエイブルインレース、パールシャドウ、アイアムネオ、あるいはリュシオルあたりか。抽選を突破できれば、デセール、アンプレショニストが面白そう。

 グローリールピナスはおそらくフィリーズレビューだろうが、仮にこちらに回ってきたとしても人気薄だろうから買いたい。

 どちらにせよ、中山マイルは枠順の影響が大きいので、枠順決定までは確定的なことは言えない。昨年のアネモネSは追い込みの決着になったが、基本、前が有利なコース。先行の有力馬が内枠に入ればそこから買いたい。

 中山11R芝1600m東風S(OP)

 27頭も登録しているので、何が出てくるか不明確ではあるが、出てくればファストロックに注目したい。前走東京新聞杯は雨の影響で追い込み有利の馬場。このレースの逃げて13着だったローレルゲレイロは、次走の阪急杯でキッチリ巻き返して2着。2番手、アタマ差14着のファストロックも巻き返す余地は十分あるだろう。

 その他の有力馬はショウワモダン、ゲイルスパーキーあたりか。

 穴で面白そうな馬は、このコースでヒカルオオゾラを破ったこともあるドリーミーオペラ、あるいはマイネルハーティーあたりに注目。

 人気が予想されるタケミカヅチ、アショウナンアルバ、マイネルスケルツィあたりは、斤量がやや重い気がするがどうだろう。

 アネモネSと同じく、基本は内枠に入った先行馬を中心に考えたい。ファストロックが内枠になれば、この馬からいくことになるだろう。

 阪神11Rダート1400mポラリスS(OP)

 37頭も登録していて出走メンバーがどうなるかは分からない。

 出てくれば人気になりそうなのは、シルクビッグタイム、セントラルコースト、ガブリン、ペプチドルビー、マイネルスケルツィあたりだろうか。復調していれば、ゼンノパルテノンも有力。

 穴っぽいところでは、セレスハント、ハギノトリオンフォ、ボードスウィーパーあたりに注目したい。

 混戦模様。

 中京11R芝2000m中京記念

 人気はヤマニンキングリーにかぶるだろうが、それほど簡単とは思わない。

 長距離重賞で惜しい好走を続けているベンチャーナインに注目したい。中京2000mは基本的にハイペースになりやすいので、この馬向きの展開になるかもしれない。その他の有力馬としては、ダブルティンパニー、フサイチアソート、レッツゴーキリシマに注目している。もちろん、ヤマニンキングリーも有力馬の1頭。

 3月15日(日)中山11R芝1800m中山牝馬S

 これがハンデ戦でなければここが引退レースのキストゥヘヴンでいいと思う。しかし、56.5キロは微妙に重い。切りというほどでもなく、確実に上位を期待できるというほどでもない。

 他の有力馬は、アルコセニョーラ、ザレマあたりか。

 穴馬は、スンナリ先行できそうなら、カレイジャスミン。ヤマニンエマイユは内枠を引ければかなり面白い。

 休養明けのヤマニンメルベイユはここはハンデが重い。

 昨年の3歳牝馬は、エリザベス女王杯勝ち馬のリトルアマポーラを除いて、かなりの低レベルだと思っているので、4歳馬はオークス馬であっても食指は動かない。

 阪神11R芝1400mフィリーズレビュー

 前走のこぶし賞を高く評価しているスイリンカが登録。おそらく、この馬を本命にすると思う。

 相手は、距離短縮して巻き返してくるかもしれないデグラーティア、紅梅S勝ちのコウエイハート、阪神JF4着のショウナンカッサイ、ファンタジーS2着のワンカラット、1400m限定のアディアフォーン、クイーンC5着のアンジュアイル、こちらに回ってくればパールシャドウなど数限りなく。

 穴っぽいところでは、こちらに回ってきて出られればだが、前走スイリンカの2着のデセール、春菜賞3着のアンプレショシスト。

 穴馬以上の期待をしたいのはグローリールピナス。

 一番人気と思われるミクロコスモスは、これまで直線の長いマイルばかりを4戦。この条件では信頼できない。押さえ中の押さえの評価にとどめる。

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重賞レース展望

 予想は、また後にするが、とりあえず、今週の重賞レースの出走メンバーを見ての雑感を書いておこう。

 2月21日(土)京都11R芝2200m京都記念

 人気は、アドマイヤオーラ、カワカミプリンセス、サクラメガワンダーあたりだろう。私の評価もほぼ同じ。アサクサキングスが復調してくれば圏内ではあるが、最近のレースぶりから見ると、やや厳しいか。昨年3着に来て大穴となったシルクフェイマスは、今年は休み明けでもあるし、さすがに2度目はないだろう。カネトシツヨシオーがたたき2走目で復調していれば大穴で一考。内が荒れて、外を回す騎手が多くなれば、芹沢騎手お得意のインベタ作戦ということで、マンハッタンスカイにも注目。

 東京11R芝1600mクイーンS

 ミクロコスモスとダノンベルベールが2頭で人気を形成するのは間違いない。騎手や、レースぶりの派手さからして、たぶんミクロコスモスが人気では上だろう。私の評価では、2頭はほぼ互角。これに次ぐのが、ディアジーナとパールシャドウ。人気でもたぶん、このとおりだろうと思う。あとはカツヨトワイニングあたりも人気になるだろうが、このあたりはあまり高評価したくない感じ。大穴として、エイブルインレースに期待したいところだが、どうあってもたぶん4着あたりまでで、馬券には絡まないという気がしないでもない。あとは可能性があるのは、中山のマイル戦を2馬身差で快勝したアイアムマリリンらいだろうか。穴馬はそれなりにみつかるが、結局、人気馬が評価でも上回るので、悩ましいレースになりそうだ。

 2月22日(日)ダート1600mフェブラリーS

 完全に、カネヒキリとヴァーミリアンの2強という雰囲気。私もこの2頭には逆らえそうもない。ダイワスカーレットの故障、引退は残念。ここに出ていれば3強を形成したのは間違いないが、馬券的にははずすつもりだった。もちろん圧勝した可能性も否定はできないが、初ダートで人気になるなら嫌って妙味は間違いないと思う。まあ、馬券的なことを除いても、この馬がダートでどんな走りをするか、ドバイでどんなレースをするかは楽しみだったので、故障、引退は素直に残念でならない。カネヒキリとヴァーミリアンの力関係だけど、ここ2走を勝っているカネヒキリが人気では上回るだろう。私の評価ではほぼ互角。しかし、僅かながらでもカネヒキリが実際に勝っているという現実からすると、やっぱりカネヒキリが強いのかもしれない。2頭に割って入る馬は・・・、たぶん、いないのだろうが、サンライズバッカスってどうなんだろうと思う。ジャパンカップダートではほとんど差はなかったわけだし、東京マイルは得意コース。前走は度外視してもいいのではと思う。カジノドライヴは、たぶん、人気だろうが、正直、このへんはバブルじゃあないかと思う。もちろん、2強を倒す可能性を感じさせる数少ない馬ではあるが、実力以上に人気になる馬というのは、よくいるものだ。まあ、そのあたりがスター性ということでもあるんだろうが。私としては、ジャパンカップダートでの完敗は、いくらキャリア不足であったとはいえ、軽視したくはない。あとは、バンブーエールが叩き2走目で、どう変わってくるか。もともと叩き良化型でもあるし、上積みはあるんじゃあないかと思う。そのほかの馬は、2強とは勝負付けがすんでいるか、元々、そこまでの実力はないんじゃないかと思う。

 どうも、最近、予想が人気とかぶってしまって、自分としては面白くない。

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有馬記念データ分析②

 今回は逆に、出走馬の成績から見て、過去にそういった勝ち馬がいたのか検証して見ます。

 アサクサキングス 3戦連続着外

 →87年勝ち馬メジロデュレン、89年勝ち馬イナリワン、90年勝ち馬オグリキャップ、92年勝ち馬メジロパーマー、97年勝ち馬シルクジャスティス、98年勝ち馬グラスワンダーは2戦連続着外。netkeiba.comで確認できる84年までの勝ち馬全てで該当馬なし。中山グランプリの名称だった第1回までさかのぼっても該当馬なし。今回勝てば、おそらく史上初。

 アドマイヤモナーク 2戦連続2桁着順

 →92年勝ち馬メジロパーマーは1走前天皇賞(秋)が17着、2走前京都大賞典が9着。ギリギリだが2戦連続2桁着順ではなかった。69年勝ち馬スピードシンボリは海外で2戦連続2桁着順、今回アドマイヤモナークが勝てばそれ以来。国内限定なら、第1回までさかのぼっても該当馬はなし。
 有馬記念以前のスピードシンボリの国内戦はアルゼンチン共和国杯2着で、それより前には、GⅠ級(格付け制が始まる以前)レースの天皇賞(春)を勝っている。GⅠ級のレースの勝ち星のない馬が、2戦連続2桁着順で有馬記念を制した例はない。

 アルナスライン 重賞勝ち星なし

 →91年勝ち馬ダイユウサクはGⅢ金杯(西)の勝ち鞍があった。重賞勝ち星のない馬の有馬記念制覇は83年リードホーユーにまでさかのぼる。ちなみにリードホーユーは5着以下に負けたことはない。アルナスラインは5着以下4回。他には、73年勝ち馬ストロングエイトも有馬記念が初重賞制覇だった。ストロングエイトは、直近のGⅠ級レース(前走)天皇賞(秋)4着。アルナスラインは前走目黒記念3着、直近のGⅠ宝塚記念は10着。

 エアシェイディ 4戦連続着外

 →アサクサキングスに同じ。

 エアジパング GⅠレース初出走

 →GⅠ(級)のレース初出走で有馬記念を勝った馬はいない。
 ちなみに、勝ったことが悪いというわけでは、もちろんないが、ステイヤーズSを勝って有馬記念を勝った馬はいない。今回勝てば史上初。

 フレンチデュピティ 休養明け半年振り

 →半年以上の休養明けで有馬記念を制覇は93年トウカイテイオーまでさかのぼり、テイオー以外に該当馬はなし。有馬記念を制するまでの成績を比較するべくもないが、フレンチデュピティはGⅠ1勝、テイオーは3勝。フレンチデュピティはGⅠで1番人気になったことがなく、テイオーはそれまでにGⅠでの1番人気5回で言うまでもなく最強クラスと思われていた馬。

 カワカミプリンセス GⅠ勝ち星は牝馬限定戦のみ

 →牝馬の勝ち馬自体が71年勝ち馬トウメイまでさかのぼる。他に牝馬の勝ち馬は60年スターロッチ、59年ガーネットがいる。トウメイ、ガーネットは直近の天皇賞(秋)を制している。牝馬限定のGⅠ(級)のレースしか制していなかったのは優駿牝馬を制していたスターロッチのみ。
 昨年ダイワスカーレットが2着しているように、牝馬であるということだけで軽視はできなし、GⅠ勝ちのない牡馬よりも下に置く必要もないが。

 ココナッツパンチ 条件馬

 →アルナスラインのところで述べたように、初重賞が有馬記念だった馬は83年リードホーユー、73年ストロングエイトいるが、いずれも年内にGⅡ2着があり、当時のルールは分からないが、おそらく条件馬ではなかったと思われる。ココナツッツパンチは前走が条件戦でもあり、有馬記念勝ち馬で、前走が条件戦だった馬はいない。

 コスモバルク 5戦連続着外

 →アサクサキングス、エアシェイディに同じ。

 スクリーンヒーロー 特にない

 →特にないし、こじつけであるのは承知の上で書くが、ジャパンカップを9番人気、単勝40倍台で勝つ、というのはかなり特異なことのように思う。JCを人気薄で勝った馬と言えば初の84年JC勝ち馬カツラギエース(単勝10番人気、4060円)だが、その年のカツラギエースの有馬記念の成績は、シンボリルドルフの2着と好走している。人気薄で勝ったからといってフロック視する必要はなさそうだ。

 ダイワスカーレット 特になし

 → 牝馬限定戦しかGⅠ勝ち星がない点はカワカミプリンセスと同じだが、こちらは前年の2着馬で、前走天皇賞(秋)も2着。連対率100%で、同列には扱えないのは明らか。牝馬限定戦しかGⅠは勝っていないことだけをもって、軽視するのは、明らかにこじつけだし、危険でもある。

 トウショウシロッコ 重賞勝ち星なし

 →アルナスラインと同じ。出走すれば連闘になるが、65年シンザンがOP(2着)からの連闘で有馬記念を制している。

 ドリームジャーニー GⅠでは2戦連続2桁着順

 →07年の勝ち馬マツリダゴッホが該当。マツリダゴッホは、前走天皇賞(秋)が15着、4走前天皇賞(春)が10着。マツリダゴッホは抜群の中山巧者なので、東京と京都のGⅠは度外視してもいいのかもしれない。ドリームジャーニーも中山は4戦2勝3着1回なので、例外としていいのかもしれない。
 他には、69年勝ち馬スピードシンボリが海外で、KJ&QエリザベスS5着→ドーヴィル大賞10着→凱旋門賞着外(11着以下)で有馬記念1着。海外戦からの参戦であるし、当時のドーヴィル大賞がGⅠかどうか分からない。その前の国内GⅠ(級)のレースは前年の有馬記念3着。

 ネヴァブション 1年以上勝ち星なし

 05年勝ち馬ハーツクライ、98年勝ち馬グラスワンダー、93年トウカイテイオー、87年メジロデュレン、79年グリーングラス、が該当。しかし、ハーツはその年GⅠ2着2回、グラスワンダー、メジロデュレン、テイオーもすでにGⅠ勝ちの経験があった。グリーングラスはその年の宝塚記念を3着で、過去にGⅠ2勝していた。
 1年以上勝ち星がない馬で、過去にGⅠ連対実績のない馬が有馬記念を勝った例はない。

 フリートアドミラル 出走歴はダートのみ

 →わざわざ調べていないが、ダートしか走ったことのない馬がいきなり有馬記念で勝った例はないはずである。ちなみに、芝初出走ではないが、ダートから久々に有馬記念を使ってきた馬ではアドマイヤドンが7着だった。出走レースの大半がダート戦だったという意味では、地方から転入した82年勝ち馬ヒカリデュールがいる。どちらにせよ、それまでの実績は、フリートアドミラルをはるかに上回っている。
 フリートアドミラルは重賞にすら出走歴がなく、アルナスライン、エアジパング、トウショウシロッコの条件も、当然、当てはまる。

 フローテーション 1年以上勝ち星なし

 →ネヴァブションと同じ。1年以上勝っていないという点では、ネヴァブションと同じであるが、こちらは菊花賞、ステイヤーズSと連続2着しており、同列には論じられない。菊花賞、ステイヤーズS連続2着した馬と言えばテイエムオペラオーだが、有馬記念はグラスワンダー、スペシャルウィークに続く3着。これを好走と見るかは?もちろん、すでにGⅠ勝ちがあり、どんなレースでも安定した成績を残していたテイエムオペラオーと比べるべくもないが、データ的には不気味さが漂う。

 ベンチャーナイン 4戦連続着外

 →アサクサキングス、エアシェイディ、コスモバルクと同じ。
 ベンチャーナインは、現在2勝。2勝馬が有馬記念を勝った例は、83年勝ち馬のリードホーユーがいる。リードホーユーは8戦して5着以下がないという安定した馬だった。
 その他、89年勝ち馬イナリワンは、中央のみでは2勝(天皇賞・春、宝塚記念)、82年勝ち馬ヒカリデュールも、中央のみでは1勝(朝日チャレンジC・現GⅢ)という成績。加えて、天皇賞(秋)2着もあった。どちらも地方から転入してきた馬だった。
 勝ち星の数よりも、中身が問題と言えそうだ。

 マツリダゴッホ 特になし

 →昨年の勝ち馬で、今年も中山に限っては2戦2勝。これと言って悪い材料はない。
 今年勝つことができれば連覇となるが、これまでに有馬記念を連覇した馬は、68年、69年のスピードシンボリ、84年、85年のシンボリルドルフ、98年、99年のグラスワンダー、01年、02年のシンボリクリスエス。4頭中3頭が冠名シンボリという偶然。
 連覇ではないが、有馬記念を2度勝った馬としては、88年、90年のオグリキャップがいる。
 5頭とも有馬記念以外にGⅠ勝ち星があり、マツリダゴッホにはないのだが、中山で異様に強いのは周知のとおりなので、それをマイナス要素とするのは重箱の隅をつつくようなものだろう。というか、昨年勝ったことがプラス要素にこそなれ、マイナス要素になることなどあるはずがない。
 有馬記念が初GⅠ制覇だったのはオグリキャップと共通。

 ミュージックホーク 14戦連続着外

 →アサクサキングス、エアシェイディ、コスモバルク、ベンチャーナインと同じ。ただし、ミュージックホークは、これらの馬と比較にならないほど成績が悪い。

 メイショウサムソン 有馬記念2年連続着外

 →本来、重箱の隅をつつくくらい細かいデータだが、この馬の場合、有馬記念の成績だけが決まって悪く、問題視する必要はありそう。
 05年勝ち馬ハーツクライは、04年は9着。03年は2歳なので出走なし。
 93年勝ち馬トウカイテイオーは、92年は11着。91年は故障休養中で出走なし。
 90年勝ち馬オグリキャップは、89年は5着。88年は1着。
 79年勝ち馬グリーングラスは、78年は6着。77年は3着。
 74年勝ち馬タニノチカラは、73年は4着。72年は出走自体がない。
 69年、70年勝ち馬スピードシンボリは有馬記念に計5回出走。順に、3、4、3、1、1着。
 67年勝ち馬のカブトシローは、66年は2着。65年は出走せず。
 62年勝ち馬オンスロートは、61年は3着。60年は中央転厩前で出走なし。
 58年勝ち馬オンンワードゼアは、57年は2着。56年は旧齢3歳(現2歳)なので出走なし。
 57年勝ち馬ハクチカラは、56年は5着(中山グランプリ)。55年は旧齢3歳(現2歳)なので出走なし。
 見逃しはあるかもしれないが、連覇した馬(すでに3回出走してスピードシンボリ除く)と、勝った次の年に負けた馬以外で、有馬記念に複数回出走した馬はこれで全て。意外に少ない。2年連続で着外の後、3年目に勝った馬はいない。数えていないが、2年連続着外で出走してくるケース自体が少ないのかもしれない。

 上に書いたことを踏まえて考えると、特に勝ちそうな馬は、スクリーンヒロー、ダイワスカーレット、マツリダゴッホ。これに次ぐのがドリームジャーニーとメイショウサムソン。中山巧者として付け加えるなら、エアジパング。テイエムオペラオーと同じローテでなんとなく不気味さ漂うフローテーションといったところでしょうか。
 
 いろいろ書いてきましたが、データはあくまでデータであって、過去の傾向は分かっても未来のことは分かりません。それに、今回の分析では、過去の勝ち馬のみを対象にしており、2、3着馬に関しては分析していません。

 また、問題の設定自体が適切かどうかも分かりません。例えば、3戦連続着外の馬が過去にどれだけ出走してきているのか、2戦連続2桁着順の馬の数は?。重賞勝ちがない馬で有馬記念に出走してきた馬がどれだけいるのか、例えば、アルナスラインは過去に有馬記念に出走してきた重賞未勝利馬の中でもかなり強い馬のはずで、もしかしたら、過去に出走した重賞未勝利馬の中でもっとも強い可能性もあります。

 休養明け半年で有馬記念に出てくる馬もそう多くはないはずです。その中で、その年の宝塚記念勝ちに匹敵する成績を残して参戦してくる馬もそうはいなかったでしょう。

 ダートしか走ったことがない馬が有馬記念に出走してくることは滅多にないでしょう。考えてみれば、フリートアドミラルは、9戦5勝3着1回ですから、OP勝ちこそまだないとはいえ、立派なものです。

 1年以上勝っていない馬で、有馬記念に出てくる馬は比較的多いかもしれませんが、前年の有馬記念馬を重賞で破った経験のある馬はそうはいないでしょうし、GⅠ、GⅡで連続連対中の馬も珍しい存在でしょう。
 
 条件馬のココナッツパンチにしても、3歳時の目黒記念で前年の有馬記念2着馬相手にタイム差なしの2着。これだけの成績を残している条件馬が、有馬記念に出走してくることなど、実現すれば、おそらく初めてではないでしょうか。

 という訳で、散々、データ分析した挙句(あげく)ですが、私は、予想する上でデータはほとんど気にしません。だいたい、過去に起こらなかったから、今回も起こらなと考えるのは面白くない。過去には起こらなかったことが、今回は起こるかもしれないと考える方が、よほど夢があって面白いと思います。その方が、当たった時の配当も大きいだろうし。

 それでは皆さん。有馬記念でよい夢を!私の予想は、後ほど。

 *なお、上記のデータを作成するにあたっては、「netkeiba.com」様
(http://www.netkeiba.com/?acc_param=top)、「優駿達の蹄跡」様(http://csx.jp/~ahonoora/index.html)を参考にしました。

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有馬記念データ分析①

 少し早いですが、有馬記念の出走馬データ分析です。

 過去10年の有馬記念馬の、それまでの成績を調べてみました。

 07年マツリダゴッホ GⅡ2勝
 06年ディープインパクト 3冠馬 他GⅠ2勝
 05年ハーツクライ GⅡ1勝 他GⅠ2着3回
 04年ゼンノロブロイ GⅠ2勝
 03年シンボリクリスエス GⅠ3勝
 02年シンボリクリスエス GⅠ1勝2着1回
 01年マンハッタンカフェ GⅠ1勝
 00年テイエムオペラオー GⅠ4勝
 99年グラスワンダー GⅠ3勝
 98年グラスワンダー GⅠ1勝

 こうしてみると、ほとんどがそれまでにGⅠを勝ったことのある馬ばかりですね。例外は07年マツリダゴッホと05年ハーツクライですが、ハーツクライはそれまでにGⅠ2着が3回あって、ほとんどGⅠ級でした。マツリダゴッホはそれまでにGⅠレースで連対したことはありませんでしたが、セントライト記念の競争中止を除いて、中山コースで3着をはずしたことがないという中山巧者でした。

 というわけで今年の登録馬を見てみましょう。

 アサクサキングス    GⅠ1勝
 アドマイヤモナーク 重賞2勝
 アルナスライン    GⅠ2着1回
 エアシェイディ    GⅡ1勝
 エアジパング     GⅡ1勝 中山2戦2勝
 エイシンデピュティ  GⅠ1勝
 カワカミプリンセス  GⅠ2勝
 ココナッツパンチ   GⅡ2着2回
 コスモバルク     海外GⅠ1勝 GⅡ2勝 GⅠ2着2回 
 スクリーンヒーロー GⅠ1勝
 ダイワスカーレット  GⅠ3勝
 トウショウシロッコ   OP1勝 重賞2着2回
 ドリームジャーニー GⅠ1勝
 ネヴァブション    GⅡ1勝
 フリートアドミラル  芝出走経験なし
 フローテーション   GⅠ2着1回
 ベンチャーナイン   OP1勝 重賞2着1回
 マツリダゴッホ    GⅠ1勝
 ミュージックホーク  OPでは3着以内なし
 メイショウサムソン  GⅠ4勝

 勝つ資格のありそうなのはアサクサキングス、アルナスライン、エアジパング、エイシンデュピティ、カワカミプリンセス、コスモバルク、スクリーンヒーロー、ダイワスカーレット、ドリームジャーニー、マツリダゴッホ、メイショウサムソン。エアジパングは昨年のマツリダゴッホのパターン。結構、多いですね。

 次に、有馬記念勝ち馬の年内のGⅠ成績です。

 07年マツリダゴッホ     2戦0勝(2走とも2桁着順)ただし中山は3戦2勝3着1回
 06年ディープインパクト 4戦3勝 ただし国内は負けなし
 05年ハーツクライ      4戦0勝2着2回
 04年ゼンノロブロイ    4戦2勝2着1回
 03年シンボリクリスエス 3戦1勝3着1回
 02年シンボリクリスエス 3戦1勝2着1回
 01年マンハッタンカフェ 1戦1勝
 00年テイエムオペラオー 4戦全勝GⅠ以外も負けなしで7戦全勝
 99年グラスワンダー    2戦1勝2着1回
 98年グラスワンダー     2戦0勝 有馬記念が故障明け3戦目

 07年マツリダゴッホと98年グラスワンダーを除く馬が、年内にGⅠ連対経験があります。ありゃ、前の条件はいらなかったかな?
 マツリダゴッホは無類の中山巧者、グラスワンダーは故障明け3戦目だったことは考慮する必要がありそうです。20年前にさかのぼっても、この条件に当てはまらない馬はダイユウサクのみ。93年トウカイテイオーは脚部不安で1年ぶりの出走でした。

 それでは今回の出走馬です。

 アサクサキングス  4戦0勝3着1回(天皇賞・春)
 アドマイヤモナーク 3戦0勝
 アルナスライン   1戦0勝
 エアシェイディ    3戦0勝
 エアジパング     0戦 中山コース2戦2勝
 エイシンデピュティ  1戦1勝
 カワカミプリンセス 1戦0勝2着1回
 ココナッツパンチ  0戦
 コスモバルク     1戦0勝 脚部不安で半年振り
 スクリーンヒーロー 1戦1勝
 ダイワスカーレット 1戦0勝2着1回
 トウショウシロッコ  0戦
 ドリームジャーニー 2戦0勝 2戦とも二桁着順
 ネヴァブション    1戦0勝 故障明け2戦
 フリートアドミラル  0勝
 フローテーション  3戦0勝2着1回
 ベンチャーナイン 3戦0勝
 マツリダゴッホ    2戦0勝(海外1戦) 中山2戦2勝
 ミュージックホーク  0勝
 メイショウサムソン 4戦0勝2着2回

 この条件に当てはまる馬は、エアジパング、エイシンデュピティ、カワカミプリンセス、コスモバルク、スクリーンヒーロー、ダイワスカーレット、フローテーション、マツリダゴッホ、メイショウサムソン。

 意外に残りますねえ。

 エアジパングとマツリダゴッホは中山成績が抜群なので残しています。 

 ここに来て気になりだしたのがネヴァヴション。GⅠ連対がなく、中山コースの成績は11戦3勝2着1回3着2回と、それほどでもないのですが、初戦や休み明け、競争中止も含んだものですので、実感としては、もっと中山巧者の気がします。というか、マツリダゴッホとの共通点がセントライト記念での競争中止。マツリダゴッホが唯一、中山コースで連対をはずした日経賞を勝ったのがこの馬でした。奇妙な因縁です(笑)。

 まあ、私はあんまりデータとか気にしないので、参考程度です。

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内田浩一とメジロマックイーン

 先週は内田浩一騎手が、現役に別れを告げました。

 内田騎手と言えば、メジロマックイーン。

 さっき気がついたのですが、内田騎手が引退したその日にマックイーン産駒が2勝もしているんですね。 その2頭というのが、サンシャインS(1600万条件)を6馬身差で勝ったホクトスルタンと重賞中山牝馬Sを勝ったヤマニンメルベイユ。

 それほど多くもない産駒が一日に2勝も、それも格の高いレースを勝つというのは結構すごいことだと思う。

 引退する内田浩一騎手に、今は亡きマックイーンが子供を通じて別れを告げた。そう考えるのは、あまりにも素敵過ぎるだろうか。
 
 

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祝100本!

 ブログ開設以来、この記事が100本目になります。昨年4月に始めて以来、約1年5ヶ月での100本目は早いのか遅いのか?初期のころは、ほぼ毎日書いていたこともあるんですけど、しだいに更新頻度が減っていき、気づけば不定期更新に。5000円を資金に、単勝のみ100円だけ買う、資金がショートしたらブログを閉鎖する、と宣言して始めましたが、あっさり資金ショート。敗因は、あまりに大穴ばかり狙いすぎて、買った馬が勝ちきれなかったこと。何と単勝は一回しか当たっていなかったんですねー。でも、複勝を買った場合の回収率はプラスでした。資金がショートしたにもかかわらず、結局、閉鎖するのが惜しくなって継続も、明確なコンセプトを欠いたこと、何より馬券がちっとも当たらないことによるモチベーションの低下により、更新頻度は低下していきました。POGネタを書いてみたり、競馬コラムを書いたり、ディープ論を書いたり、たまには予想もしてみたりしましたが、今ひとつアクセス数は上がらず・・・。もともとアクセス数の向上にあまり関心はなく、トラックバックを付けたりするブログ宣伝もしてきませんでしたが、それでも多少は上がって欲しいのが人情というものです。
 
 そんな中、起きた大事件が、有馬記念の予想をした記事がYahooの有馬記念特集で紹介されたこと。これには驚きました。わずか数日間の出来事でしたが、一日間のアクセス数が数千件にものぼりましたからね。それまでは多い日でも十数件だったのに・・・。アクセス数向上の第一は、定番サイトの目立つところにリンクされることだということがよーく分かりました。別にそれは目指しませんが(でも、そうなったら素直にうれしい。)。まあ、普通にアクセス数を上げようと思ったら、まず、記事を書け、ってことですよね。

 書いていない以上、アクセス数が上がらないのはしょうがないです。これからは、もう少し書こうかなー。それに、競馬ブログの需要の第一は、やっぱり予想でしょうね。コラムはよほど筆力がないと厳しいです。てか、あんまり需要がない(笑)。本当はライター志望であったこともあり(必ずしも競馬ネタだけではない)、コラムだけでも読ませる記事を書かないとダメなんですがね。現状では、そこまでの実力はないみたいです。ていうか、もっと書かないとダメだろ(笑)。

 来週は、初心に戻って、予想してみようかなぁ。まあ、あんまり期待しないでね。資金ショートを反省して、大穴志向から多少本命サイドの予想になると思います。

 最後になりましたが、当ブログをブックマークしてくださって、毎度見に来てくださっている方々、本当にありがとうございます。

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もう一つの公平・公正

 どうも危惧していたことの一つが現実になってしまったようだ。

 馬インフルエンザの流行を受けて、一週間中止となっていた中央競馬の再開にともなって、これまた馬インフルエンザの防疫としてとられている競走馬の移動制限の措置が解除されていない件についてである。

 出走予定馬の全頭検査で、馬インフルエンザの陽性反応が出た馬を出走させない措置がとられていることにより、とりあえず、馬券を買う競馬ファンに対する公正競馬は担保された格好になっている。

 これは、一般のファンは、ある出走馬が馬インフルエンザ陽性であるか陰性であるか分からない(本当は陽性よりも発症が問題、陽性が出た馬は発症する可能性があるという意味で問題)、情報を持っている特定の人達だけが不当に儲けることができる、ということを防ぐ、という意味においてである。

 多くの競馬関係者にとって、競馬が開催されていない状態よりも、開催されている状態の方が望ましいのは当然であり、JRAが迅速に競馬開催を決めたことは、とりあえず歓迎されているようだ。調教師にしてみても、ある馬が馬インフルエンザ陽性と出て競馬に使えないとしても、他の陰性の馬が使えるのならば、競馬開催はあった方がいい。だから、この問題は、調教師間では、大きな不公平はないのかもしれない。

 だが馬主間では、ことによると大きな不公平があるような気がする。

 現状、牧場からトレセン(トレーニングセンター・JRAの調教施設・関西は栗東、関東は美浦にある)への移動、トレセンから牧場への移動が禁止されているわけで、JRAのレースに出走できるのは、事実上、現在、東西、両トレセンに在厩している馬のみになっている。現在、牧場にいる馬が、仮にレースに出走したいとして、その馬が馬インフルエンザ陰性であったとしても、トレセンに移動できない以上、レースに出走することはできない。

 競走馬を数十頭も抱えるような大馬主なら、馬インフルエンザ陽性の馬もいるし、陰性の馬もいる。現在、牧場にいる馬もいれば、トレセンに在厩している馬もいる。レースに使える馬もいれば、使えない馬もいるわけで、競馬開催がなくて、全ての馬が使えないよりは、競馬開催があって、使える馬は使えるという状態である方が良いに決まっている。

 だが、馬主すべてが、このような大馬主とは限らない。むしろ所有馬数頭という中小馬主の方が圧倒的に多い。今のような状態で、レースでそれなりに走れて賞金を稼いでくれそうな唯一の馬が牧場にいる場合、中小馬主はお手上げ状態になる。ライバルの馬達は競馬場で走って、賞金を稼いでいる、中小馬主の馬は健康に何の問題もなく、状態もいいのにトレセンに移動できないばっかりに、それを指をくわえてみているしかない。私は自分で確認できる立場にないが、そういうケースは多発していると思われる。

 では、現状で、牧場に所有馬のいる馬主は運の悪い馬主で、トレセンに所有馬がいる馬主は運の良い馬主と言えるのかというと、必ずしもそうとばかりはいえない面もある。

 トレセンにいれば預託料など、牧場に馬がいるよりも余分に経費がかかる。状態が悪く、牧場に移動する直前だったのに、今回の騒動に巻き込まれた馬の馬主が最も損をしている。こういう馬はレースには使えない、経費は余計にかかると、まさにいい事がない。また、先週、競馬を使って疲労がたまったり、しばらくは使いたいレースがない馬が牧場に移動できないという問題もある。

 今週末の競馬開催から、9月に入り、秋競馬も間近に迫っている。秋のGⅠ戦線に向けて放牧に出ている有力馬も多くいると思われ、今のままの、競馬は開催するが競走馬の移動は制限するという状態が続けば、混迷の度合いはますます深まる。秋華賞や菊花賞、秋の天皇賞のメンバーそろわず、格がともなわないレースになってしまう可能性も捨てきれない。もし、これらの大レースを狙う有力馬が、健康上全く問題がなく、状態もいいのに、移動制限が解除されないばっかりに、出走ができなくなれば、馬主をはじめとする関係者の悔しさは、一体どれほどのものになるのだろう。

 競馬は開催するが、競走馬の移動は制限するという今の中途半端な状態は、決して望ましいものではない。

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馬インフル問題②

 前の記事についての補足的な説明。

 私は、今週の競馬開催が可能というJRAの判断について、基本的には、それなりに理の通ったことであり、尊重されるべきだと思っている。ワクチンの接種により流行はある程度抑えられている、症状も重篤にならない、世界の基本ルールではウイルスの保有のみで出走除外となることはない、などの点を考慮すれば、今週の競馬開催は、唯一の選択肢ではなかったとしても、十分理由の通る、選択肢の一つであったのだろうと思う。

 しかし、JRAや競馬界全体が、今回の決定で一般の国民からどのように思われるかということに関して、自覚が足りないといわざるを得ない。

 この件に関して、マスコミは煽りすぎだ、JRAはきちんと説明責任を果たしている、批判しているやつはJRAのホームページを見ろ、馬インフルエンザは鳥インフルエンザとは違う、馬インフルエンザのことをちゃんと調べてみろ、と言うことは簡単だ。しかし、もとからの競馬ファンに対してはそれで良くとも、世の中には、競馬に対して愛情もなければ関心もないという層もいる。というか、どちらかと言えばこちらが多数派であろう。今回の件は一般ニュースでも大きく取り上げられているから、それら競馬無関心層にも、事の顛末が広く知られることとなった。競馬無関心層の目に今週の競馬開催というJRAの決定はどのように映るのか。JRAは馬インフルエンザで大変なことになっているにもかかわらず、早急に開催を決定した、本来中止すべきなのに、損害を恐れ、利益を追求する行為に出た、それを喜ぶ競馬ファンという名のばくち打ち達、そんなにまでして博打が打ちたいのか、そのためには馬の命や国民の健康まで軽視する、競馬に愛情を持っていない人たちからはそのように見られたとしても不思議はないのではないか。

 批判する側の不勉強や、マスコミの報道姿勢にも問題があるかもしれない。しかし、それを言っても仕方がない。競馬ファンならJRAのホームページも見るし、馬インフルについて、それなりに調べもするかもしれない。そうすれば、開催を中止するほどの問題でもないと思うようになるかもしれない。しかし、ほとんどの競馬に関心のない一般国民は、そこまでする気もないし、その必要も感じないだろう。ただ、マスコミから流れ出てくる断片的な情報から、JRAや競馬界についての印象を決定するだけである。競馬をやらない普通の国民は、それで十分だと思っているし、競馬なんてその程度の存在に過ぎない。JRAという中央競馬主催者団体が、企業倫理を無視して競馬開催を強行し、それを喜ぶのん気なファンがいるんだなあ、とごく気軽にそう思うのではないか。

 牛肉偽装問題や賞味期限を長く表示した北海道のお菓子メーカーの件、さらには介護・派遣業界など、最近は、企業倫理を顧みることなく利潤を追求する会社の不祥事が相次いでいる。それらの会社と大差ないのだと思われること、それこそが、今回の開催決定で、競馬界全体がこうむるかもしれない損害の最たるものだ。その損害は将来に禍根を残し、たかが1、2の開催ではとても埋め合わせきれないものになるだろう。最初は、一見なんてことないように見える。どんなに大騒ぎしていたとしても、みんな、すぐに、馬インフルエンザのことなど忘れてしまう。それでもJRAや競馬界全体に対する悪い印象は残る。ボディーブローのように効いてくる。ファンが増えない、市場規模は縮小する。そして競馬産業の衰退へ。競馬の一般的関心が必ずしも高くない今日、今回の件をきっかけに、こうしたシナリオが進む可能性は捨てきれない。

 JRAはそこまで考えて今回の決定を下したのであろうか。私にはそうは思われない。

 様々な状況を考えれば、今週の競馬開催は可能である。可能である以上(中止がベターだとしても)主催者団体としては開催するのが当然だ。JRAは、競馬関係者の利害やファンの要望にも応える正しい決断をした、説明責任もきちんと果たした。一般国民やマスコミの間には、馬インフルエンザについての無知や誤解から、中止にすべきとの声もあるが、それは彼らの不勉強によるものであって、JRAに責任はない。JRAは正しい決断に基づいて、開催を行うのみである。

 上のような考え方は非常に独りよがりである。競馬関係者や競馬ファンには一定の理解が得られたとしても、競馬に関心のない一般国民には響くものは何もない。一般国民にとっては、競馬を開催することによる利害も、開催してもらいたい動機もないのだから当然だ。一般の国民にとっては、馬インフルエンザの流行や危険性の程度はともかくとして、こうした異常時に、どうしてそんなに開催を急ぐのだろうと感じ、JRAや競馬そのものに対する不信感を醸成させるだけのことである。

 JRAは、競馬関係者や従来からのファンといった競馬界の内側を向いて今回の決定を行った。関係者やファンが納得できるだけの理由さえ提示すればいいと。しかし、競馬界外部に対する説明や周知は必ずしも十分であったとは言い難い。下の記事の繰り返しになるが、JRAは今回の決定に際し、外部に対する説明、広報を徹底的にやるべきだったし、十分な理解が得られないなら開催を決定すべきではなかった。

 結論を一言で言い表すなら、開催可能という判断自体は理解できるが、JRAは一般国民に対する認識を欠いており、今の状態での開催決定は、競馬に対するイメージの悪化につながる、よって、開催決定の判断は時期尚早、ということになる。

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JRAの馬インフルエンザ対応を斬る!

 馬インフルエンザの流行により開催中止に追い込まれていた中央競馬が、今週は開催することに決まりました。報道で知る限りにおいて、新たな感染馬がどんどん見つかっている状況で、とても事態が終息、沈静化したとは思えません。今週開催できるのならば、先週も開催しようとすればできたはずです。逆に、インフルエンザの流行で先週開催しないと決めたのだから、事態がおさまっていない以上は、今週も開催すべきではないということになります。

 JRAの立場で考えてみれば、突然のインフルエンザの流行に驚き、事態がどれほどのものか確認するためにとりあえず2日間の開催中止を決定した、幸いそれほど深刻な事態ではないと確認されたため来週からは開催します、と言うならば、話は分かる。それならばそうときちんと説明すべきだ。JRAのホームページを見たが、大体同趣旨のことが書いてあった。しかし、一般の報道を見る限りでは、どうもJRAが闇雲に開催決定を決断したという印象がぬぐい去れない。もし、JRAホームページにあるように、現在ではワクチンの接種により馬インフルエンザはそれほど深刻な問題ではなくなっている、ということならば、先週あれだけ大騒ぎして開催中止を決めたことの説明がつかなくなる。今回の馬インフルエンザの流行とJRAの対応をめぐる報道を時系列にまとめてみた。記事はYahoo!ニュースから拾った。記事は筆者が勝手に要約した。要約に関する文責は筆者にあります。

 16日13時5分配信(産経新聞)。馬インフルエンザについての第一報。トレセンで馬インフルエンザの疑いのある競走馬が確認された。JRAは施設間での競走馬の移動を禁止。18、19日に開催予定の小倉、新潟、札幌の各競馬場のレースについて、16日中に開催か中止かの判断を下すとした。

 16日19時54分配信(毎日新聞)。発症馬がトレセンにいる計2888頭のうち20頭と少ないため、JRAは18日、19日の競馬開催について、予定通りに実施する方針。

 17日15時14分配信(産経新聞)。出走予定の163頭中29頭が馬インフルエンザに感染。感染拡大防止の観点から、18日、19日の開催が一転、中止に。
 
 同日22時2分配信(毎日新聞)。メイショウサムソンが馬インフルエンザに感染していることが分かった。

 同日14時31分配信(時事通信)。馬インフルエンザの余波で大井競馬が開催中止に(検査結果は陰性)。

 18日19時31分配信(時事通信)。競走馬3頭に陽性反応。金沢競馬も開催中止。

 同日19時35分配信(netkeiba.com)。メイショウサムソン陣営が凱旋門賞出走を断念。
 
 同日20時33分配信(毎日新聞)。小倉競馬場の厩舎にいる177頭中1頭が馬インフルエンザに感染。

 19日1時54分配信(毎日新聞)。旭川競馬で1頭に陽性反応。開催中止。

 同日9時19分配信(産経新聞)。専門家が馬インフルエンザのワクチンが効きにくくなっている可能性を指摘。

 20日13時6分(毎日新聞)。名古屋競馬で1頭に陽性反応。開催中止。

 同日19時1分配信(時事通信)。22頭が陽性反応。19日までに陽性反応を示した競走馬は計151頭。

 21日20時35分配信(時事通信)。6頭に陽性反応。累計157頭。JRAは出走希望馬2000頭の検査を踏まえ、22日に今週末開催できるかを判断と発表。

 同日22時21分配信(読売新聞)。金沢競馬に所属する馬の約2割強にあたる114頭が新たに感染していたと発表。

 同日18時56分配信(毎日新聞)。JRAは25、26日の中央競馬開催を決定。陽性反応を示す比率が半減したことから、「事態が沈静化に向かっている」との判断。農水省は、当面の間は出走予定馬の全頭検査と陽性反応が出た馬をレースから除外するよう通知。19日に予定されていた札幌記念は9月2日の開催が決まる。

 22日21時9分配信(毎日新聞)。岩手・水沢競馬場で3頭が感染。レースは開
催。

 23日10時22分配信(毎日新聞)。園田競馬場で1頭が陽性。

 同日21時4分配信(毎日新聞)。大井競馬場で4頭が陽性。

 こうして改めてニュースを時系列にまとめてみると、JRAが当初、事態を軽く見ており、先週の競馬開催を行う方針であったのが、その後の事態悪化により、一転、開催中止を決めたということ、地方競馬などでウィルスの陽性反応が出る馬が続出して開催中止となる競馬場が相次いだことがよく分かる。こうして馬インフルエンザに関わるニュースを並べてみて、これで馬インフルエンザは終息しつつあるんだなあと感じる人は少ないのではないか。

 専門家も数多くいるはずのJRAが開催を決定したということは、事態が沈静化しつつあるというのも、根拠のないデタラメというわけではないのだろうが、こうしたニュースの流れの中での開催決定を、奇異なものとして感じる競馬ファンや競馬にそもそも関心のない一般人は少なくないはずだ。馬インフルエンザ流行の「事態が沈静化に向かっている」のはそのとおりかもしれないが、事態が沈静化してまったわけでも、ましてや終息したわけでもないのは誰の目にも明らかである。当初の大騒ぎ振りを考えると、事態が完全に、あるいは、ほとんど終息してしまわない限り、JRAは競馬開催を行わないし、行うべきでもないと考える人が多数であっても不思議はない。

 私自身はこうした状況の中での開催自体には、一定の理解をしているつもりである。JRAのホームページにあるように、世界の共通ルールではウイルスの陽性反応だけでレースへの出走の可否が決まることはない、ということや、馬から人に感染することはないということ、馬に感染した場合でも重篤(重病化)な症状を引き起こすものではないということは、こうした状況においても競馬を開催するということに、一定の説得力をもって訴えかえるものがある。しかし、JRAの開催決定に至る過程や対応にはおおいに疑問がある。

 馬インフルエンザの発生を公表するも、予定通り開催の方針としておきながら、感染馬の拡大を見て、直前になって開催中止を決定。各地で新たな感染馬が見つかり、今度はいつ開催できるか分からないという雰囲気が漂うなかでの、今週の開催決定。世界共通のルールではウイルスの陽性だけでレースへの出走の可否が決まることはないと言いながら、陽性の馬をレースから締め出すという矛盾。これらの対応は、見るものに不信感を与えた。
 このことについて、どの程度JRAに責任があるかは必ずしも明確ではない。多分に世間の誤解もあるかもしれない。しかし、決定したからには、競馬ファンに限らず競馬に関心のない一般の人々にも納得のいくように説明しなければならないし、納得させるだけの説明ができないのならば、そもそも、そのような決定はすべきではない。世間を納得させられなければ、利益至上主義のJRA、防疫や馬の健康よりも目先の開催を優先という批判は甘んじて受けなければならないだろう。批判の矛先がJRAだけに向かうとは限らない。病気の馬を酷使してまでレースを使う競馬界、それを見て喜んでいる競馬ファンへの冷たい目として返ってくることもないとはいえない。思いがけず、今週からまた競馬ができると言って競馬ファンは喜んでいればいいという話ではないのだ。今週の競馬開催というJRAの決定に文句がある奴は、馬券を買わなければいいだけの話だという意見があるが、私はそのような考えはとらない。この問題は、単に公正競馬の確保といった点にとどまらない問題だからである。

 このような倫理上の問題とは別に、ごく単純で実務的な問題もある。とりあえず今週末の競馬開催は決定されたわけだが、これにともなって、競走馬の施設間の移動も再び解禁されているのか。競馬開催が決定された以上、トレセンから競馬場への移動ができるのは当然として、トレセンから牧場、牧場からトレセンへの移動も解禁されるのか。ニュースサイトを見てもJRAのHPの説明を見てもそのあたりが今ひとつはっきりしない。レースを行えば、当然、消耗して休養が必要になる馬や、レースに向けて牧場からトレセンに帰ってこなければならない馬が出てくる。そうした馬をトレセンや牧場に縛り付けたままにしておくことなどできはしないし、移動を解禁するならするで、防疫はどうするのか、競走馬の移動によって、沈静化に向かっていた馬インフルエンザが再び息を吹き返さないとも限らない。いずれにせよJRAはきちんと説明をしなければならない。

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明け3歳馬能力ランキング

 明けましておめでとうございます。

 新年一発目は明け3歳勢能力ランキングです。

 牡馬ランキング
 
 1位アドマイヤオーラ   86(中京2歳S2着)
 2位アドマイヤホクト   83(クリスマスローズS1着) 
 3位サープラスシンガー 82(クリスマスローズS2着)
 4位フサイチホウオー  81(ラジオNIKKEI杯1着)
 4位ヴィクトリー      81(ラジオNIKKEI杯2着)
 6位ドリームジャーニー 81(朝日杯FS1着)
 7位ローレルゲレイロ  80(朝日杯FS2着) 
 7位ダノンジュンコウ   80(エリカ賞1着)
 7位ダノンムロー     80(クリスマスローズS3着)
 7位ニュービギニング  80(ホープフルS1着)
 7位ローズオットー    80(芙蓉S2着)
 12位オースミダイドウ  79(朝日杯FS3着)
 13位ゴールドキリシマ  79(中京2歳S3着)
 13位ナムラマース    79(ラジオNIKKEI杯3着)
 13位マイネルソリスト   79(ラジオNIKKEI杯4着)
 16位ヴァルプリス     78(エリカ賞2着)
 16位サンツェッペリン   78(ホープフルS2着)
 16位フライングアップル 78(朝日杯FS4着)
 16位マイネルフォーグ  78(京王杯2歳S2着)
 20位アサクサキングス  77(ラジオNIKKEI杯5着)
 20位エイシンイッテン   77(ラベンダー賞2着)
 20位コーナーストーン   77(ホープフルS3着)
 20位ブラックオリーブ   77(エリカ賞3着)
 20位マイネルシーガル  77(朝日杯FS6着)
 20位マイネルダイナモ  77(ラジオNIKKEI杯6着)
 20位マイネルレーニア  77(朝日杯FS5着)

 牝馬ランキング
 
 1位ダイワスカーレット  88(中京2歳S1着)
 2位ウオッカ        84(阪神JF1着)
 2位アストンマーチャン  84(阪神JF2着)
 4位ニシノチャーミー   82(函館2歳S1着)
 5位シャルトリューズ   80(函館2歳S3着)
 6位ルミナスハーバー  78(阪神JF3着)
 7位ローブデコルテ    77(阪神JF4着)
 7位イクスキューズ    77(阪神JF5着)
 7位ハロースピード    77(阪神JF6着)
 10位カタマチボタン   76(ひいらぎ賞1着)
 10位マイネインティマ  76(中京2歳S5着)
 12位アポロティアラ   75(フェアリーS1着)
 12位ディーズメンフィス 75(赤松賞1着)
 12位エミーズスマイル  75(赤松賞3着)
 12位クーヴェルチュール 75(福島2歳S1着)
 12位クラウンプリンセス  75(500万下1着)
 12位ダノンフローラ     75(500万下2着)
 17位クインズプレイヤー  74(あけび賞2着)
 17位コスモチーキー     74(500万下3着)
 17位タキオンプリンセス   74(野路菊S5着)
 17位ピンクカメオ       74(阪神JF8着)

 注1 牡牝共に、上位20番目まで表示。

 注2 ランキング対象は、2歳時の500万条件以上のレースに出走した馬です。中央のレースに出走した地方所属馬は含みますが、地方のレースは対象外です。

 注3 数字は、私が自分で出している指数もしくはレイティングで、1ポイント差は、0.1秒差に相当します。ランキングの元になっている指数自体は、後に行われたレースの方が高くなる傾向がありますが(馬が成長すると考えるので)、ランキングでは、先に行われたレースに出走していた馬の指数を、成長分を加味して、加点しています。個々に見るとおかしいところもあるかと思いますが、そういうことですので、ご了承ください。

 牡馬はかなり上位拮抗。レースで見ると、中京2歳S、クリスマスローズS、ラジオNIKEI杯のレベルが高いです。クリスマスローズSは1200mのスプリント戦なので、クラシック直結度は低いと思いますが、このレースの勝ちタイムは1分8秒ジャスト。これはテイクオーバターゲットが勝ったスプリンターズS1分8秒1よりも速いもので、レベルの高さはタイム面からも裏付けられています。このレースの出走馬は、短距離路線で注目。

 朝日杯FS組は、7頭がランク入りしていますが、例年に比べるとレベルが低かったかなという印象。

 2歳時までのランキングなので評価対象外ですが、本日行われた福寿草特別(3歳500万下)の勝ち馬タスカータソルテの指数は82pで、十分クラシック候補の1頭と言えます。

 牝馬は、何頭か強い馬がいますが、上位と下位の差が激しいという印象。ダイワスカーレット、ウオッカ、アストンマーチャンの3頭に、復活すればニシノチャーミー、ランキングには入れていませんが、阪神マイルの新馬戦を楽勝したニシノマナムスメあたりが絡んでいくという展開を予想しています。阪神JF下位組の巻き返しは難しいのではないでしょうか。

 明日のシンザン記念では、さっそく、牡馬1位のアドマイヤオーラと牝馬1位のダイワスカーレットが対決します。中京2歳Sから200m距離が短縮されて、力関係がどう変化するか見物です。馬券的には、この2頭と朝日杯FS2着のローレルゲレイロ(ランキング7位80p)が他馬を離した人気を形成しそうですが、妙味はなさそうです。個人的には、京王杯2歳S2着のマイネルフォーグ(ランキング16位78p)が3強の一角を崩す期待をかけています。朝日杯FSの大敗は大外枠の不利がこたえたもので、距離の壁ではないと見ています。

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バイバイ、ディープインパクト!

 ディープインパクト引退。ディープを乗せた馬運車が北海道に到着したそうだ。

 思えば、これほど虚像と実像のかけ離れた馬も珍しい。いや、最後まで虚像が実像に追いつかなかったと言うべきか。ディープインパクトは生涯2敗したとは言え、底を見せないまま引退した。この馬は一体どこまで強いのだろうという問いに対する、答えは、結局、用意されていなかった。

 ディープインパクトの圧倒的な強さに、驚愕する反面、この馬を取り巻く一部のファンとマスコミ各社の報道姿勢には、正直うんざりさせられた。

 ディープインパクトがどんな勝ち方をするか注目、全国のみんながディープインパクトの勝利を願っている、夢と希望を与えてくれる馬。うんざりする様な言い回しのオンパレード。別にディープインパクトのためにレースをやっているわけじゃない。やる前から、ディープインパクトの勝ちが決まっているわけでもない。
 ディープインパクトを応援する人たちの気持ちを全否定する気はない。ある人にとっては、ディープが夢や希望を与えてくれるということも否定しない。しかし、競馬の楽しみ方は人それぞれだ。ディープインパクト以外の馬券を買っている人は、ディープの勝利よりもその馬の勝利を願っているだろう。宝くじを買うことが、夢を買うことだと言うのならば、馬券を買うことも、また夢を買うことではないか。ディープインパクトが馬券で「飛んで」くれた方が、大穴配当の期待がある。ディープインパクトが勝つことよりも、その方がよほど夢のあることだと言うこともできよう。予想外の馬が予想外の勝ち方で勝つ方がよほど夢のあることであり、強い馬が強い勝ち方をするのは、夢でもなんでもない、ありふれた現実というものだ。

 ディープインパクトは、競走馬の世界では圧倒的な強者である。ファンの応援などなくてもディープインパクトは走るし、レースで勝つことができる。そんなことは当たり前だ。別に弱い馬を応援したところで、その馬が競走能力が上がるわけではない。しかし、勝つことが半ば確実視されている圧倒的な強者よりも、もう一歩、あと一歩が足りない馬の方が、より応援のしがいがあると言えばあるのではないか。
 ディープインパクトから競馬を始めたファンは知らないかもしれないが、一昔前にナリタトップロード、ステイゴードといったGⅠでは少し足りない馬たちがいた。彼らは、まさにそうした馬たちで、実際、その実力に比してファンが多かった。この2頭のファンは、負けても負けても2頭を応援し続けた。いや、負ければ、負けるほどに、より応援に熱が入ったと言ったほうがいいかもしれない。

 ディープインパクトのファンを見ていると、彼らはディープが負け続けても、応援し続けるのかな、という気がしてくる。実際、去年の有馬記念で負けた時も、凱旋門賞で負けたときも、残念だった、ガッカリした、という声の方が多かったように感じる。今回は体調が、展開が、と負けた理由探しには、懸命だったようだが、よし、これからはもっと応援してやるぞ、という感じではなかったように思える。彼らにとっては、勝つディープが見たいのであって、負けるディープが見たい訳ではない。自分が作り上げた虚像のディープが好きなのであって、実在する現実のディープが好きなわけではない、ということだろうか。

 私自身は、凱旋門賞で、ディープインパクトが勝って、日本馬初の栄冠を手にして欲しいと、思っていた反面、いっそ負けろ、負けて、バカなファンやマスコミの頭に冷や水をかけてやれ、とも思っていた。そして結果はそのとおりになった。残念という気持ちの反面、いや、これで良かったんだとも思った。

 古い話になるが、かつて、メジロマックイーン、シンボリルドルフといった馬たちがいた。私にとって、メジロマックイーンはテレビの競馬中継でかすかに見た覚えがある程度で、シンボリルドルフに至っては直接的には何も知らない。伝聞を頼りに書くことになるが、彼らは、今で言えばディープインパクト的な馬であった。言わば、圧倒的な強者であったが、その実力に比して、人気の方はさほどでもなく、アンチファンも結構多かったらしい。理由は彼らが強すぎて面白みに欠けるから、であったらしい。

 彼らの時代のアイドルホースといえば、ハイセイコー、オグリキャップの名前が、まず、頭に浮かぶ。彼らの共通点は地方競馬から、中央入りした名馬であるということ。一般的に、地方競馬は中央競馬(JRA)に比してレベルが低いとされる。血統や馬体の評価が低く見積もられた馬が、地方競馬に行くといっても、当たらずといえども遠からずだろう。調教設備も中央競馬に比べれば、良くないし、一頭一頭にかけられる予算も限られてくる。中央競馬=血筋が良く、恵まれた環境で育ったエリート、地方競馬=血筋が悪く、環境の良くない中で育った非エリート、という図式が成り立つ。しかし、時に、非エリートの中からも名馬は現れてくる。育ちや環境のハンデを乗り越えて、エリートと対等以上に戦う名馬が出てくる。そんな彼らに、時代の庶民が、おのれ自身を仮託して、俺も頑張ればいつかは、という思いを託して、ファンになったのは、ある種当然の成り行きだったと思う。彼らは絶大な人気を博した名馬だった。

 現代のアイドル、ディープインパクトは、エリート中のエリートで、圧倒的な強者、昔でいえば、メジロマックイーンやシンボリルドルフ的な馬である。昔と今の時代では一体なにが違うというのだろう。庶民がエリート中のエリートに自分自身を仮託して、圧倒的な強者としての快を味わう、というのは私には理解しがたいことである。

 これとは反対に、圧倒的弱者に自分を仮託して、予想通りに負けて、やっぱり今日もだめだった、とみんなで言い合うというブームも、競馬シーンで最近起こっている。もうみんな忘れてしまったかも知れないが、ハルウララブームのことである。

 かたや圧倒的強者であるディープインパクトブーム、かたや圧倒的弱者であるハルウララブームと一見両極端な2つの事象であるが、もしかしたら、根は同じなのかもしれない。大金持ちになって、六本木ヒルズに住みたいというのも、現代の庶民の願望なら、やっぱり俺は一生負け組だよな、というのも、また現代の庶民のどうしようもない現実であるからだ。庶民は、ディープインパクトには圧倒的な強者に対する憧れを、ハルウララには、百連敗してもまだ走り続けねばならない、という自分自身の現実を投影させていたのかも知れない。ハルウララは、地方競馬(高知競馬)のアイドルホースだったが、決してハイセイコーにもオグリキャップにも、ましてやディープインパクトにもなることはない。永遠に負け続けたからこそ成立したアイドルホースだった。現代の庶民にとって、夢とは現実の延長線上にあるものではなく、現実とは決して交わらない空中にある、ただ眺めて楽しむだけのものということだろうか。

 ディープインパクトは、人々に様々な思いを抱かせて、去っていった。私自身は、この馬のレースをもっと見たかった、引退しないでほしかった、という気持ちはほんの少ししかない。国内で走り続ける限り、圧倒的強者であるディープインパクトのレースをさらに見たいとは、もう思わない。正直、もういいよ、やっと終わってくれた、と思っている。ディープインパクトを取り巻く一部のファンや、マスコミの狂想曲をもう聞かないですむと思うと、ほっとしている。

 ともあれ、ディープインパクトは表舞台から姿を消した。一部のディープファンや、一時的にディープインパクトをとりあげただけの大手マスコミにとって、ディープのいない競馬シーンは、退屈でつまらないものに映るかもしれない。それでも、競馬は続いていく。数年後に、元ディープファンが、あれ、まだ競馬なんてやってんの、ディープインパクトはもう終わったんだよ、と言ったとしても、私には関係ないことである。

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ディープ敗戦の衝撃

 ディープインパクトが凱旋門賞で3着に敗れた。ブログ界隈でも、どこそこで、この敗戦の分析が行われてるようである。しかし、敗戦をあらかじめ予測、または、あり得ると冷静に考えていた慧眼の氏による敗戦の分析ならば、意味があるのだろうが、大手メディアをはじめとして、数日前から勝利は確実とあきれるほどの熱狂ぶりをしめした人々による敗戦の分析は果たしてどれほどの意味があるのだろう。

 というのも、あなたがた、ディープが負けることなど考えてもいなかっただろう。馬場がどうとか、アウェイの不利とか、斤量とか、騎手のミスだとか、体調いまいちだとか、そんな不安要素が束になってかかってきたって、ディープだったらビクともしない、それほどの馬だと思っていたではないか。

 絶対に負けるはずのない馬が負けてしまったということは、まず、ディープが絶対に負けるはずがないと思い込んでいた自分自身を反省すべきであって、それをすることなしに、敗因をあれこれ言うのは、単に言い訳であり、責任の転嫁でしかない。要はディープインパクトを絶対に負けるはずない史上最強馬とした自分自身の競馬観の誤りを認めたくないために、悪者を探しているだけである。そんなものは敗因の分析でもなんでもない。 

 自分自身の競馬観の誤りを認めず責任転嫁できる対象を探している者たちがいる一方で、一見素直に、今回は相手が強かった。ディープに先着したレイルリンクとプライドはディープよりも強いと、あっさりとそれまでの評価を覆している者たちもいる。そういう態度は正しいのか。私はそうは思わない。

 こういう人たちは、いったいディープインパクトを何だと思っているのだろう。今までのレースぶりや実績から考えて、ディープに先着したレイルリンク、プライドの2頭が個体としての能力で上回ると正気で考えているのだろうか。

 勝負事だから、何はともあれ、勝ったほうが強いのだというのはある意味正論ではある。しかし、一見、正論である、勝ったほうが強いのだと言う意見に、この人の競馬観の表明はどこにもない。勝ったほうが強いという意見は、06年凱旋門賞というレースで、結果としてレイルリンクが1着でゴールし、ディープインパクトは3着に敗れたという事実を事実として認めるというだけのことであり、こんなものは敗因の分析でもなんでもない。 三歳クラシック三冠や、天皇賞(春)でディープインパクトが示した圧倒的なパフォーマンスを上回るだけのものをレイルリンクとプライドが持っているわけがないではないか。

それでもディープインパクトは、この2頭に凱旋門賞で負けたのだ。要は、これほど圧倒的な個体としての能力を持った馬でも負けるということがあるのだということを認めるだけのことだ。実際、これまでもハーツクライに負けている。

  一部の熱狂的ファンが思い描いていたような、負けることがありえない絶対的な馬というイメージは単に幻想にすぎない。というか、2頭以上でレースを行う場合、負けることがありえないということは、そもそもあり得ない。

 エクリプス、ネアルコ、リボー、ラムタラなど、世界のトップクラスで戦いながら、無敗のまま現役を終えた馬は確かにいる。無敗のまま競争生活を終えた彼らは伝説になったが、それは過去の話だから伝説になったのであり、彼らだって走っている当時は負ける可能性はあったのだ。無敗であり続けるということには運も必要で、ディープインパクトが今回負けたことで、能力的に、先着したレイルリンク、プライドはもちろんのこと、過去の名馬に比べても劣るということでは必ずしもない。

 ディープ確勝と信じて疑わなかった者たちが、今回できることはただひとつ。それは、あれだけ強い馬でも、場合によっては、負けることがあるのだということを素直に認めるということだけである。絶対に負けない神の馬という評価はもちろん間違いだったのだが、今回負けたこと以上に評価をおとしめる必要もない。

 それでも、ディープインパクトの不安要素を挙げた雑誌に対し抗議の電話をしたり、レースでディープインパクト以外の単勝を買った者を競馬を知らないといって笑ったりする(どっちが競馬を知らないのだ!)、愚劣なディープファンは大して反省などしないだろうし、反対に、何だディープも大したことないんだな、とか言って、また新たに熱狂できる別のものに興味を移していったりするのだろう。本当にあきれた人たちである。

 

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お知らせ

 秋競馬はとっくに、開幕して、GⅠのスプリンターズSまでも、行われたというのに、更新をサボっていました。

 相変わらず、競馬は続けています。ブログ掲載時の、単勝中心から、現在では3連複中心に馬券戦略を変更して、夏ごろの絶不調時に比べては、大分ましにはなってきているのですが、予想を公開する気持ちにはなかなかなってきません。

 というのも、私の予想を公開する意義というのが、なかなか見出せなくなってきているのです。予想の精度が仮に低かったとしても、予想家独自の視点が盛り込まれたものならば、公開する意義があると思うのです。人気ブログランキングなどをを見ても、ラップ理論なり、陣営の勝負気配であったり、馬体だったりと、予想家独自の視点が盛り込まれたものは人気がありますし、予想が外れていても、多くの人々が見るだけの価値があると思います。

 しかし、私のブログでは、今のところ予想の核となる理論を公開することはできません。一応、私は「物指し馬理論」をもとに、オリジナルの指数を作成して予想を行っており、指数の精度自体にはそれなりに自信を持っているのですが、辻褄を合わせるために、後で指数を変更したりするので、今のところ、公開に耐えるだけのものではないという判断です。

 私の予想理論の中では、独自の視点として提供できるものがあるとすれば、この「指数」(厳密な意味で指数と言えるか分かりません。レースごとにそれなりに辻褄があって、予想の役に立つならいいという判断で使っています。)しかありませんので、これを公開できなければ、予想の公開自体を見送ろうと思っています。

 最初は、人に見てもらうことなどあまり考えずに、自分の予想や馬券収支の記録として、始めたブログですが、そのようなわけで、今後は予想から、競馬コラムの執筆を中心にコンテンツの軸足を移していきたいと考えています。気が向いたら、予想も載せますし、急に方針転換して予想をメインに戻すこともありえますが、とりあえずは、競馬コラムサイトとしてお楽しみいただければ幸いです。

 

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